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桜井政成研究室

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

『子どもたちの階級闘争』

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何人かの方からおすすめされていたこの本、読んでいます。ひさびさに、理性よりも感情への訴えが先に来る本。ゆっくり咀嚼して、捉え直すには、時間がかかりそうです…。中身は、イギリスの「底辺保育所」の話。そこでボランティアをし、その後職員になったみかこさんのエッセイ的な、子どもやその家族、職員についての話。「あまり政治を考えるのは向いてないらしい」と言いつつも、緊縮財政下で「底辺保育所」に起きてゆく変化を...

濃密な地域コミュニティの限界

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『裸足で逃げるー沖縄の夜の街の少女たち』、Amazonの「後で買う」リストに入っていたのをポチった。内容は、貧困と暴力の中で生き延びるべく、日々もがき苦しむ沖縄の少女達のエスノグラフィ。一気に読んだ後、あまりの衝撃にしばらくぼーっとしてしまった。ある方が「濃密な地域コミュニティがあるにも関わらず/あるが故に救われない」との旨を書かれていたが、その通りだと思うし、しかしいったいどうしたらよいのか分からなく...

<釜ヶ崎>という場所(『貧困と地域』書評会参加記録)

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とある研究会に出席。「あいりん」という様々なレッテルを貼られた地域の当事者達が、その地域を描いた本の著者を招いて議論。間違いなくここ10年で一番、刺激的な研究会だった。貧困と地域 - あいりん地区から見る高齢化と孤立死 (中公新書)posted with カエレバ白波瀬 達也 中央公論新社 2017-02-19 〜釜ヶ崎という場所はない!?〜大阪西成区のこの地域は、あいりん地区、あるいは釜ヶ崎と呼ばれる。しかし釜ヶ崎という地名は...

日系カナダ移民の歴史

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以下、自分用のメモ。TORJA紙に掲載されていた、玉井牧場氏による、日経カナダ移民の歴史についての記事。トップページからたどりにくいので、いつでも読めるよう、以下に整理してみた。Japanese in Canada Vol.1Japanese in Canada Vol.2Japanese in Canada Vol.3Japanese in Canada Vol.4Japanese in Canada Vol.5Japanese in Canada Vol.6Japanese in Canada Vol.7Japanese in Canada Vol.8Japanese in Canada Vol.9Japanese in...

「社会的企業」がわけ分からない理由~多様な言説流布は誰の戦略か?

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前回の続きでもあります。日本の社会的企業「言説」は非常に混迷を極めています。これを社会構築主義的に、多様な文脈から理解してみようというのが今回のエントリの目的です。なお以下は2009年7月に開かれた2nd EMES International Conference on Social Enterpriseで報告したペーパーの一部の日本語訳です。(ペーパー本体はこちらから見られます)1.「事業型NPO」論の登場と社会的企業論への展開 日本では1995年の阪神大震災...