考えるイヌ〜桜井政成研究室〜

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

新設のロースクールが性差別をする可能性への反対運動

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トロントの地下鉄(TTC)の無料新聞「METRO」の本日の記事から。

"Fifth-based law school under fire"
(宗教的なロースクールが非難の的に)

ブリティッシュ・コロンビア州のキリスト教系私立大学のトリニティ・ウエスタン大学が、新たに開設するロースクールの申請で、ゲイの学生を差別する可能性があることを非難し、トロントの裁判所(オズグッドホール)の前に、市民グループがサインを掲げて立った、という記事。

記事によれば、同大学は現在でも同姓の結婚を認めていないし、学生には「civic union」以外の同姓の性行動を禁じる誓約書(a community covenant)にサインをさせている、とか。

civic unionというのは、同姓カップルに、異性カップルの結婚と同じ立場を付与する法律だそうです。いわゆる同性婚というのはこれなんですね。

法曹界からも、「法律の世界を侮辱している」(flouts the law of the land)と言う声が。
そうした土壌で育った学生が、将来、性差別をする法律家となることが懸念されての反対運動のようですね。

キリスト教系の教育施設は、未だに厳格な規定を持つところが、ここトロントでもあるようです。
この間見た学生の組合が発行している新聞には、ある私立の女子寮が、男子禁制や門限などのルールを押しつけていることに、腹を立てている入寮学生の声を記事にしていました。

しかし、婚姻前の性交渉を禁止していることが、異性でも同性でも、差別になるということになるのでしょうか。それ以上のことが記事からは分からなかったので、よく分からないのですが。


<今日の単語のお勉強>

faith-based…宗教的倫理に基づいた社会活動の、宗教的奉仕活動の
under fire…集中砲火、非難の的になる
covenant…契約、誓約
flout…侮辱する、軽蔑する

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