考えるイヌ〜桜井政成研究室〜

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

ファーマーズマーケットとコミュニティ

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家族でよく行くようになったファーマーズマーケットがあります。毎週土曜日、午前中のみ、開催してます。しばらく前までは屋外でしていたそうですが、現在は温かい屋内に場所を移しています。

ファーマーズマーケットと言っても、野菜だけでなく、ベーコンやパンやチーズ、ジャムや飲み物、お菓子類などなども売っていて、さらには楽器を演奏する人もいたり、と、にぎやかでとても楽しい場です。その場で食べられるものもあり、さながらアジアの屋台街みたいな雰囲気もありますね。

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外には広い公園もあったので、運動不足が心配な息子のためもあり、週末になると結構、足を運ぶようになりました。

ここを運営しているのは「STOP」という社会的企業です。
"the stop" http://thestop.org/the-stop's-farmers'-market

ここはとても興味深い団体です。食や農をキーワードとしたコミュニティづくりを目的とした団体で、マーケットの場所はコミュニティセンターなのですが、1841.jpg


隣接して、カフェやワークショップスペース、コミュニティガーデン、巨大なハイテク温室も運営している、素敵な場所になっています。

カフェはこんな感じ。おしゃれです。
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子どものワークショップスペース。この日は無料で、エコ粘土(片栗粉粘土)づくりが出来ました。
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温室は、教育的意義も持っているので、子どもが行くと、作業をしている方が、いろいろ教えてくれたりします。女の子に、ミミズを渡したりしていた…。
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移民が多いトロントならでは。コミュニティガーデンは「グローバル・ルーツ・ガーデン」と称し、世界各地の野菜を育てる場になっていました。
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しかしもともとはこの団体、フードバンクの活動(賞味期限間際の野菜や、へこんだ缶詰など売り物にならない食品をスーパーマーケットから寄付してもらい、貧困者に配布する活動)から、発展したそうです。そのため、ファーマーズマーケットの運営をする前は、地道に貧困地域で、生活改善に向けた「食や農をキーワードとしたコミュニティづくり」を行ってきた団体なのです。フードバンクでは対処療法的で、貧困問題を根本から解決できないので、社会的企業となり、現在のようなコミュニティ・ベースの様々なアプローチでの問題解決を図るようになったのだとか。

ファーマーズマーケットの話に戻りますが、面白いもので、毎週行っていると、それなりに知り合いが出来てきました。知らないお母さんから話しかけられたり、ボランティアの人に顔を覚えられたり、ウクレレのお姉さんと交流したり(息子が弾かせてもらったり)…。ああ、コミュニティってこうやってできていくんだなあ、と、今更ながら当たり前のことに気付かされています。そういう場を演出できるのってすばらしいですね。そのへんのこと、もっと勉強して帰りたいです。メインの、貧困地域支援の方も、いずれ取材に行きたいと思っています。

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