考えるイヌ〜桜井政成研究室〜

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

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日系人の子供と日本文化

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トロントの日系人向フリーペーパーの記事より。

「(日本での)サマーキャンプでお世話になる校長先生に握手を求めた小学生がいましたが、これこそ異文化だと好意的に受け止めた方がいる一方で、そうは思わない方がいたのも事実です。」
「相手が違和感を持つような言動をすると、良好な関係が築けません。日本人の社会と関わりを持つためには、正しい日本語と日本文化を理解する必要があります。」
「そのためには家庭だけでなく、日本人学校、日本語学校などで、学習することが大切です。」

これを読んで、へー、日本人の親がいても、そんな子どもに育つのか、と驚く方もいらっしゃるかも知れません。ただ、逆に私は、そこまでして「日本文化への適応」が強調されるのか…とも考えてしまいました。

誤解の無いように書いておくと、私は日本独自の、礼儀正しさ、謙譲の美徳、目上の人を敬う文化といったものは、とても素晴らしいと考えています。ただし、日本社会の同調性の強さが、ときどき、過剰適応=息苦しさの原因にもなっていることが、気になっています。

その子どもが日本文化を理解してようがしていまいが、将来的にどこに住もうが、そんなことは他人の知ったことではないのでは、とも思います。

ひょっとしたら、日本人の顔をしてカナダ人的な振る舞いをすることに対して、受け入れサイドの日本人が、勝手に自分たちの「ミウチ」だと思い込んで、違和感を持ってしまうのかも知れません。違和感を持つこと自体を、受入側の大人達(あるいは送る側も含めて)が話し合って、自分たちの学びにすればよいのではないか。そして、そういう外国人の子どもに出会った時に、日本文化の紹介を兼ねて、教えてあげたらいいだけではないか、とも思いました。その方が、お互いに楽しい場と経験になると思うのですが。

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