考えるイヌ〜桜井政成研究室〜

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

ゼミ生と被災地訪問

Posted by sakunary on   0 comments   0 trackback

一昨日まで、ゼミ生とわずか2日間ですが、仙台を中心にボランティア活動とヒアリング調査をして参りました。

今回の訪問では、被災地が4年を迎えて、課題が変化してきていることを感じさせられました。仮設住宅から復興公営住宅への移動に伴い、再度(再々度の人も)コミュニティの崩壊が危惧され、その再構築をどうするのか。対応が急がれるのですが、住民と行政との間の、余りにも異なる危機感の温度差に、驚いていた学生もいました。

いつもお世話になっている、仙台市あすと長町仮設住宅団地にも訪問。集会所でうたごえサロンをゼミ生が実施し、その後、自治会長さんから自治活動についてのご説明頂きました。外部からの支援も上手に取り入れ、コミュニティづくりにご尽力されている飯塚会長の話に学生も驚き、住民の方とのふれあいに楽しんだようです。飯塚さんお世話になりどうもありがとうございました。また復興住宅にもおじゃまさせて頂きたいです!

また、被災者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)は、被災後3〜4年でピークに達すると言われているけれども、支援団体の多くはすでに撤退している現状。宮城県が子どもの不登校が全国一位となったのも無関係ではないと考え、住民主導で子ども支援を行っている団体にもおじゃましました。

阪神・淡路大震災から20年。その教訓があまり活かされていないと思える現状は、なぜなのか。なぜ二の轍三の轍を踏んでしまっているのか。今年のゼミの研究テーマに関わる、大きな宿題を頂いた感じがします。

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://sakunary.blog134.fc2.com/tb.php/230-2f2d5057