考えるイヌ〜桜井政成研究室〜

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

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「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ」でABCDワークショップ

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先々週末のことになりますが、「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ」でワークショップをさせて頂きました。テーマは、「若者と一緒に、若者のためのまちづくりを考える」。元々のテーマは若者の就職・結婚・出産育児と言った将来の不安をどう取り除くか、というものだったが、少し後ろ向きな話しになりそうであったし、なにより、支援団体の人も来られるので、「上から目線」の、支援するーされる関係での進行はちょっとしんどいな、と思ったからです。

方法は、いつものABCDアプローチ(アセット・ベースド・コミュニティ・ディベロップメント。詳しくはこちら参照)。うちのゼミ生にはおなじみですが、地域資源、とくに「人」と、その人と人との「つながり」によって、何か新しいものを生み出す、というもの。
結果は上上だったと思います。参加者は支援団体、大学生、社会人の他、高校生まで参加してくれていて、面白い話合いになりました。

制限付きの、入門的な方法でのワークだったので、自由な発想でのプロジェクトは生まれませんでしたが、それでも「独り暮らしの若者と地域の主婦や独り暮らし高齢者をつないで、『おひとりさま料理教室』の開催」といった、新たなコミュニティづくりにつながる“芽“も生まれていました。どこかで使えそうなアイデアですね。
ABCDアプローチは、よく、「地域の問題(ニーズ)ではなく、可能性に注目する」と言われますが、それに対しては、これまたよく、「しかし、地域の問題(ニーズ)を理解してなければ、有効な解決策は生まれないのでは?」と言われます。これは半分当たっていて、半分外れです。

もちろん、地域の深刻な課題に対して、まったく的外れなことをやっていても仕方がないのは確かです。しかし、その「課題」と言われる人達を巻き込んで、問題の対象者ではなく、解決の当事者主体として、その人達の能力や魅力に注目して、一緒に人もコミュニティをエンパワメントしていこうというのが、ABCDアプローチの醍醐味なのです。

実際、多くの地域のまちづくりでは、まずそのコミュニティの人々がやる気になることが一番の起爆剤であったりします。地域福祉でも、当事者不在の議論は、今や時代遅れです。
この日も「さわり」で終わりましたが、ABCDはいろいろと可能性があることをまた感じました。

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