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桜井政成研究室

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

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Posted by Masanari Sakurai on

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『子どもたちの階級闘争』

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何人かの方からおすすめされていたこの本、読んでいます。ひさびさに、理性よりも感情への訴えが先に来る本。ゆっくり咀嚼して、捉え直すには、時間がかかりそうです…。

中身は、イギリスの「底辺保育所」の話。そこでボランティアをし、その後職員になったみかこさんのエッセイ的な、子どもやその家族、職員についての話。「あまり政治を考えるのは向いてないらしい」と言いつつも、緊縮財政下で「底辺保育所」に起きてゆく変化を、鳥の目をふまえた虫の目でとらえていく。

生活保護を受けられなくなって、どこかへ消えていく保護者達。ある者は治療中だった依存症が悪化する。ある者は子どもを「福祉」に奪われる(イギリスでは社会的子育てが徹底しており、ソーシャルワーカーが不適切と認定した親から親権をはく奪できる)…。もちろん、子どもたちへの影響が、ないわけが、ない。

そうした日々の様を、静かに、淡淡と描きながら、しかし明らかに、本書は緊縮・増税反対のスタンス。まさしく「階級闘争」である。日本でも今は、与野党そろって緊縮財政・増税を訴える新自由主義的な政党ばかり。それでも現在は経済が上向きだからまだましだが、今後はどうなるか、である。

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