考えるイヌ〜桜井政成研究室〜

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

被災地にボランティアへ行きたい、という方へ…(とりあえずの注意事項)

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(※この記事は投稿日時を確認の上、ご覧下さい)

以下、神戸市の長田ボランティアセンターと神戸常盤ボランティアセンターが作成したボランティア向けのメッセージです。


1.被災地へのボランティアに今すぐ駆けつけるのは控えましょう。
現地は未だ危険も多く、生活復興への支援活動が始まるタイミングを十分に考慮しましょう。

2.被災地への物資の送付は控えましょう。
被災地への個人からの支援物資は二次災害ともいわれています。
送るなら義捐金などお金の形を意識しましょう。

3.被災地では多くのけが人の治療に大量の血液が必要になります。この様な災害の場合、他の圏域から血液を被災地に送ることにより、周囲の血液ストックが不足する事態が過去の災害支援の状況から予想されます。皆さんの体調が許すようなら。献血センターに立ち寄るのもひとつの支援のかたちといえます。


私も阪神大震災時にボランティアに行きましたが、その時に比べて隔世の感があります。
なにより、今では災害ボランティアセンターが各地の都道府県(主に社会福祉協議会で)に出来ています。
下記、ご覧下さい。しかしご覧頂いて分かりますが、2011/3/12現在、どこのセンターもボランティア受入をしておりません。
つまり現在は、ボランティアが(外部から来て)何かできる状況にはないということです。
端的に言えば、、、、「今は行くな」。

福島県災害救援ボランティア本部
宮城県災害ボランティアセンター
※岩手県社会福祉協議会のHPは現在開かず。

また現在、ボランティアの登録情報が廻っているようですが、阪神大震災の時の経験から言えば、登録情報の多くは生もので、すぐに役に立たなくなることが多いです(予定が変わった等で、行けなくなる)。
その分、ボランティアをコーディネートしている人に多大な労力、時間、資金の負担がかかることになりますから、いつ呼ばれても行ける覚悟がなければ、安易に登録しない方がいいと思います。
ただ信頼できる筋(現地ボランティアセンターが関与しているとか)のボランティア募集情報をすぐにキャッチできるよう、MLに登録するなどはいいかもしれません。

また寄付についてですが、どさくさ紛れの悪徳業者も現在多く募金活動しているようです。
善意でやっているところも、街頭募金はしっかりしていない団体も多いので、できればちゃんとした寄付先に寄付するようにしましょう。

なお物資を送るのは、やめた方がいいと思います。
現地のニーズは刻一刻と変わりますし量が現地で調整できないし、難しいのです。
実際、阪神大震災の時も弁当が避難所で大量に腐っていってましたし、また非常識な例では、カンフーシューズを大量に送りつけてきた靴問屋もいたぐらいです。
神戸はまさに廃棄物処理場のようになっていました。その処理だけでも、被災地の大きな負担になります。

最後に。
先の話ですが、もしボランティアに行ける状況ができたとして、行くことになったら、必ず地元市町村の社会福祉協議会でボランティア保険に入っておきましょう。
現地で迷惑をかけては元も子もありません。
またボランティア保険は毎年度末(3月末)で更新されますから、気をつけて下さい。

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