考えるイヌ〜桜井政成研究室〜

研究メモ、ゼミなどの教育活動、その他関心事など。

災害ボランティアセンターでのボランティアコーディネート

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2004年台風水害の時の学生派遣、そしてそれ以降に、学生ボランティア支援・サービスラーニングを行ってきた経験からだが、現地災害VCが市外から(大量に)ボランティアを集める時は、宮城県災害VCが募集しているボランティアバス方式がベストだと思っている。

◆◆◆ボランティアバスパック募集について◆◆◆

宮城県災害ボランティアセンター(VC)では、被災者の方々へボランティアの皆さんのお力をお届けするために、ボランティアバスパックの募集を行います。

http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=13521&blk_id=13403



現地VCがボランティアを直接集めると、個別対応が増えさばききれない。送り出す「支援側」にもきちんとコーディネーターがいて、そこでボランティアを募集し、集団で現地に行く。支援側と現地側のコーディネーターが密に連絡を取り、作業内容の他、宿泊・食事・移送等のロジスティクスもそこで調整するというアイデア。

このことはネットワーク理論の見地から言えば、バートなどが指摘するような、「焦点組織の紐帯が増加することによって 監視すべき対象も増加すれば、その分コストも増大することになる」ことを避ける意味がある。さて、早稲田の西條氏らが中心となって進めている「ふんばろう東日本プロジェクト」の事もふれたい。

南三陸町ではじまったモデルを全国に広めています。

ふんばろう南三陸+雄勝プロジェクト
http://sakananomiura.blog.fc2.com/

モデル概要は以下です。
1) 各避難所ごとに欲しいものの要望リストをまとめ、本部を介さず直接メールや電話、FAXでサイト運営者に伝える。

2)サイトに情報をアップ。

3)Twitterで募集する。

4)送れる人が郵送する。

5)必要な分量が集まり次第打ち切る。




マイナー避難所に焦点を当てた点はすばらしいので、私としてはぜひ、受け入れ側・送り出し側の二人コーディネーター体制を確立することをまずは進めてほしいと思っている。

また、このとりくみには、おせち問題で評判落としたが、「グルーポン系サイト」のお客の集め方が有効ではないかと思っている。グルーポン系とは、ネット上で一定数の購入客が一定期間内に集まれば、格安で商品を提供するという、ネット上の販促キャンペーンだ。

これにならい、ボランティアを例えば10名単位でないと受け入れないとしておけば、ボランティアをしたい人は周りで同じようにしたい人を募ってくれるだろう。代表者が即席のコーディネーターとなってもらい、その人が主に現地と連絡を取るようにすればいい。ボランティア保険も皆で行く前に入る。できる限り現地の災害VCの取引コスト(手間)を省く仕組みが今必要となっていると思う。

この様なモデルは、ネット上で見つけたものとして、島根の海士町「街づくり会社(株)巡の環」の松島さんがすでに実践しておられました。4/20までの募集だそうです。
ーー「温泉宿に滞在するボランティアツアー@宮城県亘理郡亘理町」
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